「くつした」は確かに靴の中にはくものです。ではなぜ「くつなか」や「くつうち」ではなく「くつした」なのでしょうか。
襪子(くつした)的確是穿于鞋內(nèi)的。但為何不稱作“くつなか(靴中)”或“くつうち(靴內(nèi))”,而稱之為“くつした(靴下)”呢?

一般に衣類は素肌に近い方が「中」あるいは「內(nèi)」で、その反対は「外」という感覚があります。たとえば、コートのことを日本語で「外套」といいます。これは身體のもっとも外側(cè)に羽織るからでしょう。ジャケットなどについているポケットでも、普通のポケットに対して素肌に近い方は「內(nèi)ポケット」あるいは「內(nèi)隠(うちかくし)」などといいます。
一般來說,貼近肌膚的衣物感覺為“中”或“內(nèi)”,而與之相反的則感覺為“外”。比如,大衣在日語中可稱為“外套”。或許是因為它穿在身體的最外側(cè)吧。即便是夾克衫的口袋,與普通的口袋相對,貼近肌膚的口袋稱為“內(nèi)袋”或“里兜”。
しかし、衣服と肌の相対的な位置を表すには「內(nèi)/外」や「中/外」のほかに、「上/下」という言い方も存在します。たとえば「下著」というのは下半身に著るものという意味ではなく、素肌に直接著るという意味で「下著」と言います!干现工馍习肷恧酥敕趣いσ馕钉韦郅、下著と反対の意味で用いる場合があります。
但是,用于表達(dá)衣服和肌膚相對位置的詞匯,除了“內(nèi)/外”和“里/外”,還有“上/下”一說。比如,“下著(內(nèi)衣)”并不表示下半身穿著的衣物,而是因為可表示與肌膚直接接觸的意思,因此稱為“下著(內(nèi)衣)”。同樣,“上著(外衣)”除了表示上半身穿著的衣物外,也可用于與“下著(內(nèi)衣)”意思相反的場合。
また、著物を著るとき肌著に直接巻く帯は「下帯」、もっとも外側(cè)にしめる帯は「上帯」と言います。
再有,穿和服時,系住貼身襯衣的束帶稱為“下帶”,系在最外側(cè)的束帶則稱為“上帶”。
このように、「上/下」と言っても、地面から垂直方向に見た位置関係とは限りません。ここで見たように、衣服について言う場合は、身體あるいは素肌から垂直に「上」であるか、「下」であるかということが問題になります。
照此看來,雖有“上/下”一說,但其并不局限于與地面垂直的位置關(guān)系。如前所述,在表述衣物時,還存在一個疑問,即以身體或肌膚的垂直角度判斷,到底是“上”還是“下”呢?
したがって、「靴下」の場合は、足から垂直に見て靴よりは下、という意味で「靴下」という言い方になるわけです。その場合、なぜ「足上」と言わないのかという點が疑問になるかもしれませんが、「上/下」というときは、あくまでも身に著けるもの同士の相対的な上下が問題となるため、足ではなく靴を基準(zhǔn)にするわけです。
因此,在“靴下(襪子)”這種場合,從足部的垂直角度判斷是位于鞋子下方,因而有了“靴下”一說。但或許人們又會有疑問,這種情況為何又不稱為“足上”呢?這是因為用“上/下”來表述時,始終都是指身上穿著衣物之間的相對上下關(guān)系,所以不以腳為基準(zhǔn),而用鞋來作為基準(zhǔn)。